まず、ここだけ

  • エージェントが自分でシェーダーやマテリアル、カメラ、物理を記述できる設計
  • 中核APIは約2,500トークン、Blender等より2倍トークン効率が良いと主張
  • 100万羽の鳥をNVIDIA L4 GPU1基で97秒、Blender EEVEEは31分

人中心のグラフィックスAPIへの挑戦状として生まれたVork

Dear Claude: you are being held back by human-centric graphics APIs. ——Ravi Parikh(@ravisparikh)

VoyagerのRavi Parikh氏は、AIエージェントがBlenderやUnreal Engine、Houdiniのような人間向けGUI前提のツールに縛られているという問題意識から、エージェント自身がシェーダー・マテリアル・カメラ・物理を書き下ろせるヘッドレス3D/VFXエンジン「Vork」を公開した。

最大の特徴はAPIのコンパクトさで、中核となるAPIはおよそ2,500トークンに収まる。パラメータを大量に渡す必要がなく、エージェントが短い記述でシーン構成からレンダリングまで完結できる点を売りにしている。

100万羽の鳥を97秒、Blender EEVEEの31分と何が違うのか

公開されたデモでは、それぞれが固有の軌道を持つ100万羽の鳥のシミュレーションを、NVIDIA L4 GPU1基で97秒で描画したと報告されている。比較対象として挙げられたBlender EEVEEでは同じ処理に31分を要したといい、単純比較で大きな差がついている。

同氏の投稿では、Blender・Unreal Engine・Houdiniと比べてトークン効率が2倍、レンダリング時間は最大24倍高速だと説明されている。

項目Vorkの内容
実装言語Rust / Slang
GPUバックエンドMetal / Vulkan(GPU経由)
中核APIの規模約2,500トークン
トークン効率Blender・Unreal Engine・Houdini比で2倍
描画速度最大24倍高速
ベンチマーク100万羽の鳥をNVIDIA L4 GPU1基で97秒(Blender EEVEEは31分)

GitHubで公開中、「Paste this to your agent」から試す

リポジトリはGitHubのvoyager-so/vorkで公開されており、現時点の位置づけは研究プレビュー版だ。スター数は377、フォークは22、コミットは3件という初期段階の構成で、READMEには「Paste this to your agent」と銘打った導入セクションが用意されている。

リポジトリのトピックには3d、ai-agents、gpu、metal、ray-tracing、rendering、rust、slang、vfx、vulkanが並び、レイトレーシングを含む描画機能をエージェント経由で扱う想定が読み取れる。デモ例としてMillion birdsのほか、実写映像にVFXを重ねる例、After Rain、Black holeといったシーンが紹介されている。

  • GitHubリポジトリはvoyager-so/vork、ライセンスやコントリビューション方針も掲載
  • 公式サイトはvoyager.so/vorkで、研究プレビューとして案内
  • 統合としてintegrations/blenderディレクトリが存在し、既存ツールとの接続も視野
  • デモはMillion birds、VFX on real footage、After Rain、Black holeの4系統
Vorkの公開ページ元のページを別タブで開いて確認できます
『Vork』公式ページ・関連リンクを開く ↗

話題の元投稿

作者の投稿や紹介を、X で確認できます。

参考リンク

  1. Vork 関連ソース (1)x.com
  2. Vork 関連ソース (2)github.com